Ma nabad baa! (マナバド バー)

先日、こんなことがありました。

幼児クラスのお子様が空中に指でアルファベットをなぞり始め、自分の教材を開いて3本線をじっと見つめていました。「空中にアルファベットを書いているな」と見守るだけでは、子どもの姿を“観察している”にすぎません。

私たちは、子どもたちが見ている世界を見るように、「書きたいのかな？」と子どもの気持ちを想像して、そっと鉛筆やアルファベット表、書く場所を用意してみると嬉しそうな顔で、AからZまで夢中になって書き上げました。こうした出来事は、幼児クラスに限ったことではありません。

小学生クラスでも、「数の単位を英語で書いてみたい！」と突然思い立ったお子様が、兆(trillion)までを、息を切らしながら一気に書き上げたことがありました。

レッスンでは、取り組まなければならない内容ももちろんありますが、子どもたちに針金の輪をかけるのではなく、輪ゴムのような柔軟さも大切にしています。

私たちは、そんな瞬間を

そっと見守っています。

　

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