一般社団法人Learning for Life研究所 所長
東京都 『言葉は何のために』
世界には約6900の言語があると言われています。あなたはそのうちのいくつの言葉を使えるようになりたいですか?日本という国の中で生活しているなら日本語を使えるだけでよいように思えるかもしれません。でももしもう一つ別の言葉が使えるようになったとしたら、あなたにはどんな未来が待っているでしょうか。
言葉は毎日の生活ために必要です。でも言葉は「生活」のためにだけあるのでしょうか。言葉にはもう一つ大切な役割があります。それはあなたが、一人の人として、人間らしく「生きる」ためにあるのです。
使える言葉が増えると、人はよりよく、より人間らしく、優しく、思いやりと誇りをもって「生きる」ことができるようになります。なぜなら、言葉は人と人をつなげ、人は、人とつながることによってのみ、人として豊かに生きていくことができるようになるからです。
言葉は、私たちの人間として命を輝かせるためにあるのです。
エンジョイキッズの皆さん一人一人の命が、「言葉」によって、キラキラと光り輝くものになりますように。
(大迫弘和)
日本を代表する教育者の一人。教育アドバイザー/デザイナー。詩人。1953年東京生。東京大学文学部卒。日本における国際バカロレア(IB)教育の先駆者かつ第一人者。IB教育関連の文部科学省委員、都留文科大学特任教授、武蔵野大学教育学部教授、千里国際学園中高学園長、千代田インターナショナルスクール東京学園長などを歴任。現在は、海城中学高等学校校長に就任。著書に『アクティブ・ラーニングとしての国際バカロレア』『未来の教育設計図: AI時代にこそ「生命知」を羅針盤に』等多数。
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